2021WTCS横浜大会

この状況下、いろいろと複雑な思いはあったが、5/15(土)~16(日)、2年ぶりの開催となった「ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会」にテクニカルオフィシャル(TO)として参加。おそらく大会が開催されることを快く思わない人も少…

クリスマスの夜に

お久しぶりです。 今年4月、3年間住み慣れた北陸の地を離れ、首都圏に戻ってきています。世の中にウイルスが蔓延すると業績がよくなる会社に勤務しており、少し(一時はかなり)忙しくしていました。 夏には、おそらく過労と寝不足に起因する体調不良に陥りま…

RIVAL

先々週のフルマラソンで3時間28分台を記録し、はじめてサブ3.5(3時間30分切り)を達成したさいには、正直「ああ、もうお腹いっぱい。こんな苦しいことは、もうこりごり」と感じた。べつに自慢するわけではないが、サブ3.5ランナーというのは、男性のフルマ…

東京チャレンジマラソン2020

スタートラインに立つ スタート地点となる荒川河川敷の岩淵関緑地に、市民マラソンのスタート前特有の華やいだ空気は流れていない。昨年のデータを見ると、フルマラソンの部は完走率53.7%で、半数近くの人がリタイヤしていることになる。比較的フラットなコ…

大阪国際女子マラソン

東京オリンピック代表の最後の3枠目を争うレース。 大会のキャッチコピーは「最後は、私。」 松田瑞生さんは怒っているように見えた。女性長距離ランナーのイメージとは遠いところにある筋骨隆々の体躯とペースメーカーの間に割って入ろうかというポジション…

第56回全国大学選手権決勝

1か月前の早明戦後。36-7の快勝に気をよくした明治OBが「選手権決勝のチケット取りますから!」と、対戦カードが決まる前から確保していた新国立競技場のこけら落とし。途中、危なっかしい試合もあったが、思惑通り決勝のカードは早明戦に。 早稲田45-35明治…

ジャパンラグビートップリーグ2020開幕

ジャパンラグビートップリーグ2020が、1/12に開幕。今シーズンは16チームの総当たりで争われ、5/9の最終節まで全国20都市の30会場で120試合が行われる。たぶん、選手たちはグラウンドでこのスポーツの素晴らしさを発信し続けてくれるだろう。4年前の反省を踏…

第99回全国高校ラグビー開幕

昨晩もBSでラグビーワールドカップの日本代表戦の再放送を見てしまった。ほとんどの時間帯において、この後、何が起こるかはほぼわかっているのに見てしまう。 程度の差こそあれ、ラグビーロス状態の人は全国に数多くいるのだろう。そんな方達に朗報。今日か…

ガラス作家になる

今年の富山マラソンで涙のサブ4を達成したチームメイトのIさんが、勤務先の「富山ガラス工房」の同僚の方たちからお祝いにもらったガラスのトロフィーが素敵すぎて、クラブのメンバーみんなで「いいな、いいな」と言っていたら、クラブ限定のメモリアルペー…

第11回武田の杜トレイルランニングレース

トレイルランニング4戦目。この大会は前年に続き二度目の参戦。前回、スタート時になんとなく後方に位置してしまい、序盤のシングルトラック(人がひとりしか通れない幅の道)のエリアで、渋滞に巻き込まれ、レース前半を思うように走れなかった反省を踏まえ…

第95回早明戦

有料入場者数22,987人。大学ラグビーにもワールドカップ効果が波及しているのか。チケット担当が指定席争奪戦に敗れ、席取り担当が座席争奪戦に敗れ、何十年ぶりかでスコアボード前の立見席での観戦。自称「今年の秋、ものすごくラグビーのことがよくわかっ…

稲泉農園オーチャード・カフェ

小さな果樹園にある古民家を改装したカフェで、有機肥料で自家栽培された野菜をメインにした「おかませ野菜ご膳」をいただく コンセプトは「その時一番美味しいものを、一番美味しい食べ方で召し上がっていただきたい」なのだそうだが、その当たり前に思える…

第27回扇状地マラソンinにゅうぜん

例年、富山マラソンの後は白い灰になってしまい、11月はレースにエントリーをしていなかったのだが、今年はスピード系のトレーニングをかなりやったので、フルマラソンから間を置かずにレースに出たら10kmのベストが出るのではという欲が出て、「第27回扇状…

脚作りのための30km走

富山マラソンで白い灰になってから、はや二週間。雑誌「ランナーズ」3月号に、フルマラソンを走ってから3週間以内に30km走をすると、脚作りに絶大なる効果がある、との記事があったので、春先の加賀温泉郷のときに続き二度目の「脚作り30km走」を決行。県総…

富山マラソン2019

「もう少し落ち着いたほうがいいかもしれない」序盤、高岡市街の折り返しで確認すると3時間30分のペースメーカーのかなり前を走っていた。5~10km、10~15kmのラップは23分台。かなり力を抜いて楽に走れているし、飛ばしているという意識はまったくないのだ…

日本×南アフリカ

スクラム、モール、ラインアウト、ブレイクダウンの攻防。そのすべてで圧倒された。二つの放送局の再放送を何度も見てしまうのだが、毎回、後半は「うわぁ、これじゃ何にも出来ないよ」という同じ感想。グループリーグの全試合を、死力を尽くして勝ち上がっ…

日本×スコットランド

劣勢に立たされた後半、胃が締め付けられるような展開が続く。W杯のゲームにおいてこのような状況に陥ることに対する免疫がない。4本目のトライを取った時点で、このチームの試合が来週も見られることはほぼ決まっているのだから、もっと安心しても良さそう…

皮算用

4年前のことがある。大畑クンのように「次、勝ちゃあいいんだよ」と言い放つ度胸はない。スコットランドが9日のロシア戦で引き分け以下か、アイルランドが12日のサモア戦で負け、もしくは3トライ以下の引き分けに終われば、その時点で日本の決勝トーナメント…

軽量FWの憂鬱

年一度の健康診断。朝食抜き、採血、バリウムの三重苦は未だにちょっとした拷問。「採血のさい、気分が悪くなったり、ふらふらしてしまったことはありませんか」の問いに今年も嘘をつく。「腕に針が刺さることを想像するだけで、ホントはもうふらふらしてい…

宝浪漫マラソン2019

昨年に引き続き、オムライスとルビーロマンの町、宝達志水町で行われた「宝浪漫マラソン2019」(30kmの部)にエントリー。1か月後の富山マラソンに向け、昨年同様、キロ5分ペースでの2時間半切りを目指す。昨年は序盤の宝達山登山(5.5km地点から9km地点まで…

日本×アイルランド

開幕戦では、開催国のプレッシャーと対戦相手の気迫の前に、持ち味の半分も出せずにばたばたしていたJAPAN。一方のアイルランドは、初戦でライバルのスコットランドになにもさせずに完勝。伝道師としては、盛り上がりに水を差さぬよう「本来ラグビーは番狂わ…

開幕前夜

ラグビーワールドカップ日本大会、明日開幕。 日本の対戦相手に「油断」はない。PNC優勝も、直前の南アフリカ戦の敗戦も、もはやただの参考データ。JAPANのスキッパー、リーチは「ベスト8、理想を言えばW杯で優勝したい」と言う。多くの人が待ち望んだ自国…

W杯スコッド決定

日本代表31名が発表。W杯経験者が10名というのはイメージより少ない気がするな。PNCが終わったときは、あんなに不安だったのに、こうして選ばれたメンバーを見るとなぜか安心する(笑) (※はW杯経験者) PR 稲垣 啓太(パナソニック ワイルドナイツ/29歳/28…

第22回立山登山マラニック

「スタート ~ 称名エイド」 スタート前、自分がこの夏やってきたこと、それを支えてくれた人たちのことに思いを巡らせ、まだ夜が明けない空を見上げ大きく息を吐く。初めての参加だった昨年のレースは怖いもの知らずで挑んだ感があったが、二度目の今年はこ…

暁の海抜0mから3,003mの頂上へ③

今週末は「第22回立山登山マラニック」 昨年に続き、二度目の出場だが、どうもこの大会には、思い入れが強すぎるのかもしれない。天候不良で60km地点(標高2450m)で打ち切りとなった昨年の大会で、途中までとはいえ、制限時間内に余力を残して完走し、今年は…

W杯前の憂鬱

代表のランキングが過去最高タイの9位になった。パシフィックネーションズカップ(PNC)も全勝優勝。それでも、不安がつのる。強くなった、強くなったと言うが、W杯本番でアイルランドかスコットランドに勝って決勝トーナメントに進むことが、2019年のこのチ…

暁の海抜0mから3,003mの頂上へ②

クラブ内の「立山登山マラニック」参加者を中心とした練習会。先月の岩峅寺(21km地点)~立山駅(39km地点)の試走に続く第二弾。立山駅から室堂(60km地点)までの21km、標高差2,000mを試走。立山駅から称名(46km地点)までは、サポート部隊が、エイド、…

清涼の庭に憩う

三渓園の早朝観蓮会へ。そばはよく通るけど、訪れるのは20年ぶりくらいかな。期間限定での早朝の開園。 原三渓が徳の高い花としてこよなく愛した、泥の中から清らかな花を咲かせる蓮の花を、霧雨が降る早朝に愛でる。 茶房で出される中華粥も期間限定メニュ…

上市大岩マラニック

所属している「富山ランニングクラブ」が、富山市に隣接する上市町の町おこしのために、マラニックの大会を企画。(経緯を書き出すと、かなり長くなるので省略) 準備期間が短すぎて、大会前数週間は大変(どのくらい大変だったか書き出すと、かなり長くなる…

暁の海抜0mから3,003mの頂上へ①

走る、歩く、登る そして輝く命 「暁の海抜0mから3,003mの頂上へ」 人間は山の頂には憧れを、海には広大な夢を、河川には源流に探究の想いを抱き続けてきました。文明が進化し、乗物が進歩して日常がスピード・利便性・効率性に支配された昨今、本来の人間の…