軽量FWの憂鬱

年一度の健康診断。朝食抜き、採血、バリウムの三重苦は未だにちょっとした拷問。「採血のさい、気分が悪くなったり、ふらふらしてしまったことはありませんか」の問いに今年も嘘をつく。「腕に針が刺さることを想像するだけで、ホントはもうふらふらしているんです」とは、なかなか言えない。前年対比で、体重は▲2kg、胴回り▲5cm。問診のさい老医師から「ほう、何か生活習慣の改善に取り組んだのですか」と聞かれ、「月間走行距離を200kmから250kmに増やし、夏から腹筋ローラーを毎日やっています」と正直に答えようかと思ったが、正確なニュアンスが伝わる気がしないので「ええ、まぁ」と苦笑いでやりすごす。ただ、体重減は説明がつくのだけれど、身長が1cm低くなっている理由がどうにも思い当たらない・・・。

体重減といえば、ラグビーが盛んとは言えないこの街も、さすがにここ1~2週間は関心が高く、「rugloveさんは、どのポジションをやっていたのですか」と聞かれることが多い。「リーチ・マイケルと同じフランカーです」と言っても、そもそも軽量だった現役時代からさらに10kgも体重が少なくなってしまったいま、この人、本当にラグビーやっていたんだろうかと疑念の目を向けられることも多い。説明が面倒だから、いっそのことスクラムハーフをやっていたことにしようか(笑)

ちなみに、大学時代、ラグビーマガジンの選手名鑑に載せていた数値と現在を比較すると、身長で▲7cm(!?)、体重は▲17kg。個人情報の詐称が笑って許された良き時代ですな。

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