暁の海抜0mから3,003mの頂上へ②

クラブ内の「立山登山マラニック」参加者を中心とした練習会。先月の岩峅寺(21km地点)~立山駅(39km地点)の試走に続く第二弾。立山駅から室堂(60km地点)までの21km、標高差2,000mを試走。立山駅から称名(46km地点)までは、サポート部隊が、エイド、荷物預かりを買って出てくれて、本番さながらのシミュレーション。スタート時間も、レース時の通過時間に合わせるという徹底ぶり。

スタートしていきなりの2ケタ%の勾配にエントリー部隊は早くも無口に。本番では、急坂は歩きを入れることになるが、この日は序盤の39kmを省略しているので、ほぼ走ることに。下界の最高気温が35度を超えることになるこの日、標高500mを超えているとはいえ、日差しはそこそこ強く、まだ9時だというのに既に滝汗。

称名での補給を終え、距離は4km程度だが、標高差600m以上を一気に稼ぐ難所の八郎坂へ。登山道入り口の石碑の前で、エントリー部隊、サポート部隊と揃ってにこやかに記念撮影。選手の大変さを少しでも経験してみようと、サポート部隊もこのパートだけを試走(試歩?試登?)してみることに。聞くところによると、エントリー部隊の倍の時間をかけて、たっぷり楽しんだとのこと(笑)

坂の上にある弘法バス亭に1時間先着したエントリー部隊は、休む間もなく、木道のパートを、草木をかき分け弥陀ヶ原へ。補給を終えて、さあ行こうかと思ったとき、おしゃべり好きのおじさんにつかまるロスはあったものの、途中、念願の天狗平山荘のラーメンを食し、順調に室堂へ。ゴールの室堂ターミナルでは、到着数分前に売店が閉まり、楽しみにしていたソフトクリームを逃す誤算はあったものの、けが人もなく全員が元気に(いや、相当バテていたな・笑)練習を終える。

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それでも、この日は、本番の1/3の距離、2/3の標高差。昨年も、そうだったが、準備をすればするほど完走のイメージがわかなくなる(笑)

早いものでレースまでもう1カ月あまり。昨年は、悪天候で途中打ち切りとなったが、今年は頂上の景色が見られますように。