冬に鍛える(3)

今年最後の市総合体育館。
2週間前、いや〜な音を聞いた因縁の300mのランニングコース。
でも、相性が悪いからと言って、ここを避けていたら、冬の間の成長に支障をきたす。ダイワ食品の茂木クンだって、豊橋国際の終盤、過去の記憶に打ち克ったではないか(陸王ロス、ハンパないな・笑)
悪いイメージを払拭するため、一瞬「108周」走ろうかと思ったが、32kmは平日の夜に走る距離ではないのでやめておく。そう、無理をしない、ということも今回学んだのだ(笑)

クラブの仲間と走るのは今年最後。
「今年、キツいときも頑張ることが出来たのは、みんなのおかげだよ」という感謝の気持ちを、練習の最後に少しだけキツいメニューを課す、という形で伝える。
コーチが持っていなければいけないいちばん大事なものは、知識でも技術でもなく、ましてや言葉の力なんかではなく、愛情だから。たぶん。

今年、この地に来て、みんなのおかげで本当にいいトレーニングが出来た。
来年もいいトレーニングが出来ますように。