関西大学リーグ最終日と中居選手のTL100試合出場

国営放送が関西リーグ最終戦「天理×関西学院」を全国に生放送。
有難いことです。

解説は大畑くん。
関西のラグビーをどうにかしようという思いが伝わる解説。

で、その思いを叶えてくれそうな天理大。
昨年は一部の才能に引っ張られていた感があったけど、今年は全員の立ち振舞いから打倒関東を現実的な目標としてとらえていることが感じられる。

関西の大学ラグビーを見るたびに、関東とは違うルールで行われているような印象を受ける。(年に1度しか見ないのだけど)
選手権の成績は、はっきりと東高西低を示しているが、この一瞬にかける瞬間的な迫力は、関西のほうが勝っているのではないかと。
切り取られた場面は関西のゲームのほうが見栄えがいい。
ただ、常に点差とエリアを考え、緻密にゲームを進める経験を積めないことが、天理にはかなりのハンデになっている気がする。

伝統の黒ジャージ、久しぶりに国立で見てみたいが・・・


両チームジャージを見ていると、ラグビーのジャージはメーカーのその年ごとのデザインなどに左右されずに、最初にデザインを考えた人の思いを大事にした単色か段柄のシンプルなものがやはり美しいな、と思う。


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夜はテレビ神奈川トップリーグ
東芝の中居がリーグ戦100試合出場。
東芝の「親には見せられない」練習をこなしつつ、9年間で3試合欠場したのみ。
ケガをしないこともそうだが、試合に出るだけのコンディションをこれだけ長い間キープするのは並大抵のことではないはず。

表彰式で奥様と1歳と3歳の娘さんから花束をもらい(日本協会にしては粋なはからい)、カメラに向かって微笑む中居選手は、とてつもない記録を達成した選手というより、ただのいいパパに見える。
いちばん支えになってくれたのは、この3人なんだろうな。

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明日は、2年ぶりに国立競技場へ。
両チームが、歩んできた歴史に相応しい戦いを見せてくれることを信じつつ・・・