釜石

釜石シーウェイブスの特番があさっての夜、放送。

2019年に日本で開催されるラグビーW杯。
会場は、おそらくインフラの整備された大都市が中心になると思うけど、
個人的には、このスポーツが地域に文化として根付いている
「釜石」こそが、相応しいと思っている。
スタジアムの事を考えたら、現実的ではないですが・・・


・・・


『ひとりは皆の為に、皆はひとつの為に』
3月28日(水)22:00-22:54 BS朝日

(番組HPより)

2011年9月11日、あの東日本大震災から丁度 半年たったこの日。
日本ラグビーの聖地・秩父宮ラグビー場に、釜石シーウェイブスの姿があった。
どの選手の顔にも、この試合にかける決意が満ち溢れている
「やっとここまで来れた」
「皆の為にも、絶対に勝たないといけない」

ある者は亡くなった恩人の為に、
またある者は家をなくし避難所生活を余儀なくされた親族の為に、
そしてある者は被災しながらも懸命にチームの運営をサポートしてくれた人々の為に。
それぞれがそれぞれの想いを胸に、トップイースト開幕を迎えた。

会場にはシーウェイブスを応援しようと多くの観衆が集まった。
試合は見事40-0の勝利。幸先の良いスタートを切る。
「仕事も家庭も大変な状況の中、6か月間やってきたことを出せた」(佐伯主将)

そして、シーウェイブスはリーグ戦を5勝3敗のリーグ4位で終えた(2010年度5位)。
目標であったトップリーグ昇格はならなかったが、チームの挑戦する姿は釜石市民に勇気を与えた。
・・舘洞さんもそんなひとり。
復興作業で多忙な中、釜石を声援、ご自身も全壊したふとん店跡地に、小さな仮店舗をたて復活への一歩を歩み始めた。

チームも2012年2月6日、トップリーグへ向けてチーム活動再開。
実現する事の出来なかった釜石市民の夢「トップリーグ昇格」実現に向けて動き始めていった・・・