鎌倉バリアフリービーチ in 材木座

トライアスリート仲間に誘われ、
鎌倉で行われたイベント
「鎌倉バリアフリービーチ in 材木座
にボランティアとして参加。
ボランティアの人数が足らないからと、
内容をあまり知らずに参加したイベントで
貴重な体験をさせてもらう。

いままで海に入った事のない
車いすの人たちの海水浴をお手伝い。
ふだん、むだに鍛えていることが、
こんなところで人様のお役に立つとはね。
まあ、実際には、
子どもと遊んでいただけなんですが・・・

「夏は海水浴を楽しむ。
 そんな当たり前のことを
 誰でもできるようにしたいと思った。」

そんな思いから始まったイベント。

ボランティアマニュアルの最初のページにはこうある。

鎌倉に住む人にとって、海はいつも近くにあり、誰でも気軽に行け、遊び、楽しめる場所として親しまれています。その海を、ただ遠くから眺める場所、ただの風景としてしか感じられていないということを、車いすの方と一緒に行った海岸のイベントでその方に教えていただきました。
北欧では、健常者が享受できる楽しみは、体に障害があったとしても同じように享受できる権利があるという理念があります。日本はだめなのでしょうか?そんなことはないはずです。北欧だけでなく、日本でも、車いすの方でも楽しめる海岸は沢山あります。世の中に存在しているものであれば、実現できないものはありません。ちょっとした工夫、アイディア、人の協力があれば、実現できることはたくさんあります。バリアフリービーチはそんな思いから、関係各所に声をかけ、協力を頂きながら実現できた企画です。
海に入ってボートや浮き輪で波を楽しんだり、砂浜で砂を掘って遊んだり、パラソルの下の日陰で風を涼しんだり、海の家のちょっと涼しいところで食事をしたり、健常者と同じように、車いすでも、障害があっても、海水浴を楽しめる雰囲気、環境を作ること、これがもっとも重要なポイントです。もちろん、健常者と同じように海に入ることは出来ない人もいますので、そのために必要な特別な車いすや道具は必要です。
周囲の人達が障害のある方のことを知っていて、必要なときに、必要な手助けができる、心の準備があり、困ったときにそっと手を差し伸べてくれる。過剰におせっかいを焼きすぎたり、手をだしすぎない。そんな普通な、当たり前な空間・雰囲気、ハードよりもハートのバリアフリーが実現できている空間を作ること、これがバリアフリービーチの本当の目的です。そして、日本のどこに行っても、そんな環境があり、障害を持つ人達が、いつでも海水浴やその他のアクティビティに参加できるようになることを望んでいます。
今回ボランティアとして参加していただいた皆様に、深い感謝を述べますとともに、今回経験した、ハートのバリアフリーを、毎日の生活の中で活かして頂ければ幸いです。


実行委員の方々の行動力には頭が下がる。
来年もチャンスがあれば、参加したいな。

関わった人すべてが笑顔になれるイベントっていうのはいい。
そして「バリアフリー」が当たり前になって、
この言葉が使われなくなる日がいつか来ればいい。

参加者の方たちに安心感を与えられるよう、
いままで以上に心身を鍛えよう。

明日もいいトレーニングが出来ますように。


せっかく海に来たんだからと、休憩時間にトレーニングしちゃう変態な人たち


↓ テレビ神奈川のニュースで紹介されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160724-00010001-tvkv-l14