第8回横浜シーサイドトライアスロン

世界シリーズ横浜大会以来のマーシャル業務。
北陸からはちょっと距離があるけど、せめてホームタウンで開催される大会はサポートしたい。
この大会は、距離が短いこともあり、初心者レベルの人が多く参加している。
ひとりでも多くの人が完走の喜びにひたることが出来るようにお手伝いする喜びはありつつも、経験が浅い人への対応は、ある意味でエリートより気を遣う。
あ、それを理解してもらうのに、ここから説明しないといけませんか、というケースが多々(苦笑)
スタート前のトランジッション対応で、すでにへとへと。

そして、この日は各地の大会とスケジュールが重なっており、マーシャルの人数が例年に比べて圧倒的に少ない。(マーシャルのほとんどが、現役のトライアスリートなので)
バイクの降車ラインを一人で見るという、かなりコンパクトな体制!?
まぁ、トライアスリートは、こういう状況を楽しむくらいの神経が必要なのだが。
「すいませ〜ん、ルールわかってないもんで〜」なんて開き直る選手にも笑顔の対応。
地元体協のボランティア方たちのサポートもあり、なんとか無事レース終了。
細かいことを言い出したらきりがないが、ひとりで数百人を見ているんだから、出来ることとと出来ないことはあるのだ(君も開き直ってるやん・笑)。

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自分のレースを終えたリオパラリンピック代表の秦由加子さんが、車いすの子どもの伴走していたときは、立場を忘れて応援してしまった。
トライアスロンとパラトライアスロンが融合した大会は、実はそう多くない。
いつかこの2つの競技の垣根が、なくなる日がくるといい。
レギュレーションの多少の違いはあっても、ゴールを目指す気持ちはみんな一緒なのだから。
松山アヤトさんの優し〜いMCもあり、とても温かい雰囲気の大会。
大きな事故もなく終れたことがなにより。

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レース終了後、トランジッションエリア担当の最後の業務は、バイクのピックアップのためのエリアへの入場チェック。
ゲストとして出場していた3大会連続オリンピック代表のレジェンド庭田清美さんに声をかけられ、今年いちばん甲高い声で答えてしまった。
アスリートは平常心が大切だと思うのだが、まだまだ修行が足りませんな。

今回もたくさんのアスリートにいい刺激をいただいた。
明日もいいトレーニングが出来ますように。