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好カード2試合に大賑わいの秩父宮
このカードをセットで販売するというのは、興行的にはどうなんだろう?

マメな明治OBが指定をとってくれたおかげで、バックスタンド中段10mライン付近という絶好のポジションでの観戦。

明治 18-10 慶應義塾
すでに2敗している手負いのルーツ校が魂を見せて好ゲームに。グラウンドを横に大きく使ってスタンドを沸かせる。
明治のFWは、要所で個人のプライドを見せつつ、上手くサボって最後までスタミナ温存。試合の流れからすると8点差は物足りないなぁ。

帝京 12-8 早稲田
前半早々に滑川がトライした時点では50-0の予感。
相手にボールを渡さない鉄の意志を持った早稲田が善戦。自陣からキックを使わないマネジメントはスタンドの早稲田ファンからは不評だったけど、1年生SO小倉くんの振るタクトは美しい。
ただ帝京のDFは盤石の安定感で、負ける気配はなし。昨年のレギュラーシーズンのもたもたぶりは影をひそめ、チャンピオンの風格。

2試合とも、、レフリーへのリスペクトが感じられる試合で気持ちが良かった。
応援していないほうのチームの選手を「シンビンにしろ」と騒ぐスタンドとは対照的。

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11月とは思えないビールの美味しい気候のなか、ライバル校に快勝し、おまけのつもりで観た後ろの試合も熱戦で、明治OBには幸せな午後。

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ケガで出遅れていた早稲田の布巻クンが対抗戦デビュー。「彼は8年後のW杯でJAPANのセンターをやる選手だから、大学のデビュー戦を生で観たことは将来自慢できるよ」という情報は、ビールでほろ酔い気分の明治OBに届いただろうか。