第54回日本選手権準決勝

第1試合
パナソニック 36-24 ヤマハ発動機

開幕戦の雪辱に燃えるパナが、
ここにピークを持ってきて、ヤマハを返り討ちに。
とくにスクラムは気合い入っていたな。
前回はバーンズがインサイドCTBだったこともあり、
影の薄かった山沢も、要所でキックを上手く使い、
相手のDFラインに地味に圧力をかけて存在感を示す。
来春には帝京の松田も入ってくるらしいが、
バーンズに、山沢に、森谷がいて、
SOの才能、集まりすぎじゃない?

ヤマハは、あいかわらず選手の出身校の構成に好感が持てる。
今年はタイトル獲らせてあげたかったな。



松岡レフェリー、トップレベルでの最後の笛、ナイスコントロールでした。

第2試合
サントリー 54-29 帝京大学

前半こそ同点だったけど、帝京大トップリーグ上位との距離はまだ遠い。
プレッシャーのかかったゲームでの経験値の差は、如何ともしがたい。
チームとしてのスキルの高さは、随所で見られていたけど。
毎年のことだけど、サントリーにとっては難しい試合だった。
前半はその戸惑いがもろに出ていたな。

来年から少なくとも2年間、大学チームが日本選手権に
参加できないことが論争を呼んでいるが、
個々のゲームでの勝敗はともかく、大学チームが勝ち進んで
選手権を獲る可能性がほとんどない状況では仕方がないかも。
ここは、代表強化のカレンダー優先ですな。


 1/29(日)第54回日本選手権決勝(14:00 秩父宮
  サントリーサンゴリアス×パナソニックワイルドナイツ

  放送は、13:50〜 NHK総合