preparedness
先月出場した「武田の杜トレイル」前日のトークショーでいちばん印象に残ったこと。ケガでレースを欠場することになったときの気持ちを聞かれた上田瑠偉クンが「実はケガをしてほっとしている自分がいた」と答えた。あぁ、あのくらいの選手でもハードトレーニングのなかで休みたいと思うことがあるのだな、などとのんきなことを考えていたら、そうではなかった。曰く「世界に出て行って大きな大会で上位に入ったりはしていたけど、自分はまだ本当に世界で戦っていく『覚悟』が出来ていなかった」と。
今年もわりと難しいミッションにチャレンジしてしまいそうな気がする。そんなことやらなければ楽なんだけど、選択肢のなかから「やらない」を選ぶのがなぜか苦手。ミッションをクリアするには、さまざまな要素があって、そのなかでも「覚悟」は絶対に必要で、いままで欠けていたピースだったのかもしれない。
どういうわけか今年もらった年賀状には「運動もほどほどに」というニュアンスのコメントが多かったのだが、もちろんそんな意見に耳を貸すつもりはない。
2019年。今年もいいトレーニングが出来ますように。