世界トライアスロンシリーズ横浜大会2017(2)

トレランで溜まった乳酸の除去と筋肉痛をほぐすため、エアロバイクをこぎながら、ようやく先週末のエリートの部の録画を見る。

どしゃぶりの中、審判もまぁ大変ではあったのだけど、選手にとっても厳しいコンディションだったのだな。
レース中、ジョナサン・ブラウンリーがずいぶん後ろのほうを走っていて、不調なのかなと思っていたら、バイクの最終回で落車に巻き込まれ、バイクをかついでトランジッションに駆け込んだことを知る。彼の目標からすれば、トップに離された時点でレースは「終った」はずなのに、そこで諦めなかったことで、表彰台には上がらない勝者になった。
優勝候補にあげられながら9位に終わったゴメスも、後で関係者から聞いたのだが、来日してから原因不明の歯痛に悩まされ、抗生物質と痛み止め漬けになっており、とてもレースが出来る状態ではなかったという。何が、あそこまで駆り立てさせるのかな。
当日、コース上という特等席(!?)で感じたのは、凄まじいまでの前を追う力。エリート選手たちは、その視線の先に何を見ているのだろう。

テレビ中継が始まる前のパラ競技において、自分の担当するエリアで、あってはならないミスがあり、上位数名がレース後に抗議を行う事態になった。
選手たちのここまでの努力を思うと、準備しすぎということはないのだな、と痛感した1日。
この経験は、絶対に今後の活動に活かそうと固く心に誓う。

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翌日のエイジの部では、久しぶりに多くの知人たちに会い、楽しい1日が過ごせた。
北陸新幹線に乗って、駆けつけた甲斐があったね。

エリート、エイジのアスリートたちの真摯な姿に多くの気づきと刺激をもらった2日間。

明日もいいトレーニングができますように。