インターバルの秋

富山マラソンまであと2週間。
今回、[SF]メンバーの目標は「サブ4」(フルマラソンを4時間以内で完走)。正確な統計はないけれど、フルマラソンを完走した人のうち上位20%程度といわれており(上位20%のイメージは、ゴルフだったら83、TOEICだったら745点)、超難関ではないけど、けっして容易ではないタイム。コーチとしての手腕が問われるところですな。永井大には負けられません(笑)。まぁ、ずっと一緒に練習してきて、4時間を切れない理由はとくに見当たらないのだが・・・
そしてコーチ自身の目標は昨年成し遂げられなかった「サブ3.5」なのだが、ここにきて若干トーンダウン。夏場のウルトラ系の取り組みからスピード系トレーニングに移行した途端、「故障の百貨店」状態に(泣)。びくびくしながら練習はこなしているが、キロ5分を切るペースで42.195kmを走りきるイメージがどうしてもわいてこない。初のフルマラソン完走から四半世紀が経過しているというのに、幾つになってもピーキングが下手だなぁ。

本命レースを今月末に控え、平日の夜も県総合運動公園で暗闇のなかインターバルトレーニング。先週は1000m×6本+200m×2本で乳酸と友達になるまでしっかり追い込み、今週は3000m×1、2000m×1、1000m×1で前哨戦のハーフマラソンに向けた調整。
いい準備が出来ているかと問われれば、よくわからないし、競技の性質上、劇的な変化を実感することはそう多くない。でも、大雪に見舞われた冬の間、中央通りのアーケードの下を延々と数十往復走り、雪が解けてからは、毎週、環水公園で口の中が血の味になるまでビルドアップ走をしてきた。ランニングで結果を出すのに近道はない。問われるのは、この1年の積み重ね。大丈夫、イケるでしょう。

そして、今週末は「第22回 滑川ほたるいかマラソン」。フルマラソン2週間前のハーフマラソンの結果は、本番でのペース設定を左右する重要な指標。
コンディションを考えたら不安しかないけど、それほどネガティブになっているわけではない。不安が人を成長させるから。それに、最近、夜の街を走るとき、ウインドに映る自分のフォームは、大迫傑のそれにしか見えない(笑)

日本新記録を出して1億円を手にしている自分の姿は想像できないけど、あと2週間、いいトレーニングが出来ますように。