みやぎ国際トライアスロン(2)

午後から七ヶ浜国際村で行われた開会式に参加。
神奈川県連合の審判の方たちが数多くスタッフとして
参加していることにちょっとびっくりする。
このスポーツにおいては、
東北の事を思う気持ちが薄れてきているんじゃないか
という心配はいらなそう。

被害を経験していない関東在住の人間が
どいういう気持ちでいるべきなのだろう
ということをずっと考えていたのだけど
式の中で、この4年間の取り組みについての主催者のご挨拶や
代表のコーチとして強化と普及の両方に取り組む飯島健二郎さんや
パラトライアスロンで世界を目指す秦由加子さんの話を聞いて、
その答えが、少しだけわかった気がした。

これだけのイベントになると本当に多くの人が関わっている。
当たり前のことではあるけれど、
それぞれが自分の役割を果たす事によって物事は正しい方向へ行く。
開会式後、多くのアスリートが本番のコースで練習に励んでいた。
バイク、ランのコースを見た正直な感想は、
工事している箇所が多くて走りにくい、だ。
でも、だからこそ1年に一度のこのイベントを
何としても成功させようという地元関係者の
思いが伝わってくる。

レースに集中しよう。
そのために、時間をかけて準備をしてきたのだから。

ひとつ気付いたことがある。
話の中で「〜のおかげで」というフレーズを使う人は、
どんなに難しい局面にいても、とても輝いていて幸せそうだ。

今回の参加者は、過去最多の570名。
予報は小雨らしいけど、晴れるでしょう、たぶん。