ピンク色の絨毯の上を走る

満開の桜を愛でながら県立公園で20kmジョグ。
報道では、花見イコールブルーシートを敷いての宴会
という図式が一般的だが、
ここでは未舗装のランニングコース上で、
文字通り桜を見ている人が多い。
圧倒的に多いのは、老若問わず、手をつないだカップル。
こちらは毎週末、この場所で数時間を過ごしているのだが、
この週末の主役は、年に数回も来ないであろう花見客。
アスリートたちは肩身が狭いです(笑)

・・・

雨に打たれて散る桜が、
地面に舞い降りて薄いピンクの絨毯を作る。
めったにに見られない画。
最近の桜は、記憶のなかにすりこまれている色よりも
ずっと白っぽくて、雪景色のよう。

来年も、こんな景色が見られるといい。
たどり着きたい場所があって、
そこに向かって、走っているともっといい。

来年も再来年も、
この場所でいいトレーニングができますように。