第11回サントリーカップ神奈川県予選

保土ヶ谷ラグビー場にて、
小学生タグラグビー全国大会の神奈川県予選。
チームで運営のボランティアに参加。
担当は、第3アシスタントレフェリーで、
ゲーム中の選手交代を円滑にすすめる仕事。
奔放な小学生と熱すぎるコーチたちを
うまくコントロールすることがミッションです。

午前中の予選リーグは、チーム力に若干差があるゲームもあったが、
コーチの熱心さと子どもたちの真剣さはどのチームも一緒。
ばたばたと忙しくしている間に、あっという間に3時間経過。

スタッフのお昼は、崎陽軒シウマイ弁当
神奈川協会の仕事は、やめられまへんな(笑)

午後の決勝トーナメントは、南関東大会に出場できる
県代表の2つの椅子を争う熾烈な戦い。
どこかのどかな雰囲気が漂っていた午前とはピリピリ感が違う。
レベルの高い試合を勝ち抜いた4チームによる準決勝は
県の代表を決める今日のハイライト。
メインスタンドからの大声援に後押しされ、試合は白熱。
こういう雰囲気を小学生のうちに経験できるっていうのは、
この子たちシアワセだなぁ。
準決勝は、2試合とも素晴らしいゲームでした。
勝ったチームにも、負けたチームにも拍手。

ちょっと可哀相だったのが、
準決勝で負けたチームは、3位決定戦があるんだけど、
全国大会への道が閉ざされた10分後に
気持ちを立て直してゲームをやるなんて
小学生には、ちょっと酷だよな。

準決勝のコートから3位決定戦のコートに向かう
負けたチームの子どもたちが、
人目も気にせず泣いている姿に心を動かされ、
「あれだけの立派なゲームが出来たんだから胸を張れ」
というコーチの言葉に鼻の奥のほうがツンとなり、
「応援してくれる人たちがいるんだから、最後までしっかりやろう」
と小柄なキャプテンが、涙を堪えて仲間を鼓舞する姿に涙、涙。

永田町の大人たちは、自分のことしか考えていないけど、
この国の未来は、この子たちに任せておけば、きっと大丈夫。

年齢には関係なく、全力を尽くしている人からは、
学ばされることが多いな。