トップリーグ第4節「東芝×NEC」

早いものでトップリーグももう4週目。
残業をパスして、今シーズン初の秩父宮

キックオフぎりぎりに着いたらバックスタンドはものすごい入り。
大手企業の観客動員力、恐るべし。
緑と赤の小旗が揺れるスタンドは、少しだけ都市対抗野球の匂い。
就業後に、自分の会社のラグビー部を応援するというのは、よい習慣。

最近、ラグビーを観に行くと、
このゲームは、観戦初心者の目にどう映ったんだろうか、
ということが気になって仕方がない。
2019年心配症候群だね。

先制した東芝が徐々にいい人ぶりを発揮して、
前半途中から相手のペースに付き合ってしまうよくある展開。
SHのボックスキックが多すぎて退屈しかけたけど、
いい(!?)時間帯でシンビンが出たことや、
田村がPGをコツコツ重ねたおかげで
点数的には最後まで勝敗がわからなくて、緊張感は保てていた。
豊島のトライを引きだした小川の美しいランニングのようなプレーが
もっとたくさんあったらよかったのに。

それでも、ゲインの場面で上がる歓声と、
チャンスが潰えたときのため息は、
このスポーツが持つ魅力を示しているような気がする。

観客7,603人。
企業が配布したチケットは、
どの勘定科目で処理されるのかが気になった金曜の夜。