第1回南砺ウルトラマラニック

長く、濃い1日。
スタートから約10時間。脳をはじめとする身体中のあらゆる場所から発せられる「もう止まれ」という指令に抗いきれず、75kmあたりの農道脇で動けなくなっていることを回収される。エイドに先回りして待っていてくれる仲間たちのところまで、自力でたどり着けなかったことが悔し過ぎる。
ウルトラは、難しいな。
結果としては分かりやすすぎる失敗だけど、事前の取り組みも含め、実際にやってみてわかったことがたくさんあった。全力をつくしたからこそ、見えてくるもの。
走って良かった。
関わってくれたすべての人に感謝だな。

ゴール会場に戻り、完走したランナーの笑顔を目に焼き付ける。尊敬の念と少しだけ自分への戒めをこめて。

昨晩はかなり打ちのめされたけど、もしかしたら辛いことのほうが多いかもしれないこのランニングというとても厄介な趣味がやっぱり好きだ。

明日もいいトレーニングが出来ますように。