南砺100キロへの道(8)

レース3日前。この冬、雪の日によく走った市総合体育館で最後の調整。雨も降っているし、ここまできたら、もう走っても走らなくても結果には影響はないと思うのだが、なんとなくレースの前にクラブのメンバーに会っておきたかった。こう見えて、意外と寂しがり屋なのだ(笑)
明日は、先月から再入学した接骨院トライアスロンのライバルでもある先生のゴッドハンドによる手厚いケアを施してもらい、万全のコンディションに。そして明後日は、競技説明会と前夜祭出席のため現地入りし、翌朝4:30のスタートに備える。最近、年齢的なものもあってやたらと早起きなのだけれど、さすがに2時起きは、ちょっとツラそうだな・・・
長い時間をかけて準備した大きなイベントを前にして「やり残したことはない」と言い切れることなんて、過去にはほとんどなくて、今回もまた「不安が4割、心配が4割、楽しみは2割」といったところ。このレースに向けての準備を始めた頃は「このチャレンジは、便利になりすぎたいまの世の中へのアンチテーゼだ」みたいに粋がっていたけれど、同じ目標を掲げた仲間たちと弱音を吐いたり、泣きごとを言ったり(ネガティブだらけかよ)しながら走ってきた日々は、奇妙に明るくて、ただただ楽しい時間だった。一緒に練習したクラブのメンバーとステキすぎる提案をしてくれた愛弟子と、その提案にのっかって勢いだけでエントリーを決めた自分のがさつさにいまでは感謝している。
レースの直前になったら、どれだけ気分が高まるのかな、なんて思っていたけど、天気予報で「気温28度」となっていることもあり、ワクワク感はほとんどない(苦笑)。だからといって、うんざりしているということもなく、いまは澄んだ気持ち。

6/3という日は、ここまでの取り組みに対するプライスレスなご褒美の時間。
制限時間14時間、獲得標高1,510mのちょっと過酷なピクニックが、楽しい1日になりますように。

ルートラボ
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e353f084345a6cb4e5e085149f285a73