真白の恋

ビーチって、真夏に火傷しないように靴下をはいて走りまわる場所だと思っていたけれど、
雪が積もるとロマンティックな場所になるんだね。

渋谷真白は、生まれてからこれまで、家族と共に富山で暮らしている。
見た目にはそれとわからないが、真白には、ごく軽度の知的障がいがある。
日常生活に支障はなく、現在は父の営む自転車店の店番をしたり、
飼い犬の世話をしたりと、元気に暮らしている。
ある日、兄の結婚式で神社を訪れた真白は、
東京からやって来たフリーカメラマン、油井景一に出会う。
真白の、生まれて初めての恋。
応援する人、心配する家族。
その中で真白は何を感じ、どう成長していくのか…。
自然豊かな富山に暮らす、ひとつの家族の、「優しさ」と「葛藤」を描く。
この映画が、あなたの心に響くことを願って。
(オフィシャルサイトより)


重くなりがちなテーマを扱いながら、見終わった後は、
前を向いて歩いていく元気をもらえる不思議な映画。
胸をしめつけられるような科白が、
たくさんちりばめられているのだけれど。

立場的には父親の気持ちにいちばん近いはずなのだが、
主役の女の子の恋を120%応援してしまう。
昨年、社会現象になったアニメより、引き込まれたな〜。

予告編にもワンコーラスだけ入っているが、
ラストに流れる山形麻美の透明な歌声がいい。
この作品を見て、昨日より富山が好きになった。


本文とは関係ありませんが・・・
冒頭の写真にある雪の海岸は岩瀬浜というところなのだが
7月の終わりに、あの海を心拍数をMAXに上げながら1.5km泳ぎ、
そこから立山山麓スキー場まで、自転車でひたすら40km駆けあがり、
スキー場内のアップダウンを喘ぎながら10km走る予定です。
オリンピックディスタンスのトライアスロンなのに、
獲得標高600mってどうよ。

最近、富山の魅力を発信するブログ、みたいになっていますが、
安心してください、トレーニングしてますよ。