スーパーラグビー開幕(2)

サンウルブズの初戦。
日テレのアナウンサーが、歴史が、歴史が、とうるさいが、
たしかに日本のラグビーにとって、歴史的第一歩。

サンウルブズ 13-26 ライオンズ (秩父宮

応急処置ではあるが、とりあえず芝生が
見られるレベルになっていて、少しほっとする。

準備期間の短さから、チームとしての仕上がりに
不安があったけど、個人的には善戦の評価。
何より、このリーグでやっていけるという
自信がつかめたことが、いちばんの収穫。
マーク・ハメットHC、プロの仕事するね。

足首に刺さり続けた低〜いタックルなど見せ場は多かった。
特筆すべきは、前後半を通してすさまじいワークレートの第三列。
明らかに酸素が足りなそうに見えるほど頑張った
エドワード・カークのファンになってしまった。
そして、後半の最初、ライオンズがスクラムトライを狙った場面、
それまで、崩壊一歩手前といってもおかしくなかったスクラム
見事に修正して、ターンオーバーしたときは、うるっときましたよ。
真っ向からやり返すカルチャーが日本に根付いてきたな。

ダブルスコアにはなったけど、
ゲームが壊れた感じはしなかった。
2トライ2ゴール圏内だったから、
ということでなく。

いまのところ、概ね、好意的な評価が多いけど、
この日のライオンズなら、きっちり勝たないと、
なんていう空気になる日はそう遠くないかも。
日出る国の飢狼たちの今後に大いなる期待を。

いまさらだけど、
サンウルブズっていい名前だな・・・