呉羽丘陵を走る
クラブ内のサブ4を目指している若手が、レース3週間前の30kmペース走をなんとかレースペースで走り切り、微妙な満足感を漂わせて「あとはもう調整ですかね」などとのたまっていたので、おもにそのメンタルに渇を入れるため、呉羽山周辺でアップダウンのロードを2時間半ほど走る。ベテランランナー数名のサポート付き。あいかわらず手厚い体制だ。ちょうど1年前にも似たようなメンバーで似たような練習をしたけど、そのときに比べると泣き言の量が格段に減った。これはきっと成長の証。いや、それとも鬼コーチが仏になりつつあるのか・・・
レース2週間前の刺激入れも無事クリア。レースまで数回のお説教はするかもしれないけど、あとは、本人の当日の頑張り次第。スタートラインに立った後のことはもう知らない(笑)
それにしても、この時期にこんな好天に恵まれ、週末に外で長い距離を走れるなんて、昨年のことを考えたら夢のようだ。練習後は、「呉羽の湯」へ。「坂練+温泉+瓶入りコーヒー牛乳」の組み合わせは最強。もう、今日は何もいらない、って思ったけど、直後に天丼大盛り。栄養を摂るのも練習のうち。
明日もいいトレーニングが出来ますように。
朝スイム
社会人トライアスリートにとって、練習時間を確保することは永遠のテーマ。なにしろ、3種目のトレーニングをバランスよくやらなければいけない。一般的には、エネルギー代謝やホルモン分泌が活発な昼から夕方がいちばん運動に適していると言われているけど、その時間帯に練習するのはなかなか難しい。そうなると、仕事が終わった後の時間をトレーニングに充てることになるのだけど、まあ社会人ともなると就業後もいろいろと自分の思い通りにいかないことも多い。
昨今、巷では朝活ブーム。たしかに「早朝」はさまざまなしがらみに左右されることなく時間の確保がしやすい。そのため多くのトライアスリートが、いずれかの種目のトレーニングを仕事に行く前に行っている。スケジュールに左右されないということ以外にも、早朝に運動することのメリットは多々ある。朝食前の運動は、最後の食事から時間があいており、炭水化物が体内に少ない状態でスタートするので、脂肪の燃焼効果が高い(ダイエットにも最適です)。長時間、動き続けるトライアスリートにとっては、脂肪を使ってエネルギーを生み出す回路を作り上げる有効なトレーニングになる。また、免疫力の向上や体調の改善効果が期待できるうえ、規則正しい生活習慣が身につき、そのうえ脳が活性化し、仕事への集中力が高まり生産性が上がるということも言われている。(私が言っても説得力に欠けるのだが・・・)
ちなみに、朝からトレーニングをすると、午後から眠気に襲われるとか、そもそも朝起きるのが辛いと言う人もいるけど、それはたぶん気のせいです。
そんななか、市議会で市民プールを早朝から利用できるよう条例を改正する検討に入るとの朗報が。この時期、北陸地方において外で朝練をするのはけっこう辛い(これは気のせいではない)。首都圏のスポーツクラブでは、出勤前の早朝スイムレッスンをやっているところが多くあるが、富山でもそれが出来るようになるのか。期間限定の単身赴任者には時間がないんだ。検討、とか言っていないで急いでくれ(笑)
なお「お前、そもそもそんなに練習熱心だったっけ」というツッコミが(主に神奈川方面から)聞こえてきそうだけど、すべてスルーさせていただくこととする。
週間天気予報には、雪だるまのマークが目立つけど、明日もいいトレーニングが出来ますように。