running circle

トライアスロンやマラソンのトレーニングは
常にひとりで行っている。
群れるのが嫌い、とかいう哲学があるわけではなく、
単にやりたくない時はやりたくないから(怠)。
○○走ろう会とかで、レベルの近い人と一緒に
合理的な練習すれば速くはなれるんだろうけど、
めんどくさそうでしょ、ああいうの。

とはいえ、ひとりでやるには限界があるのも事実。
で、2月から移籍したスポーツクラブに月イチの
ランニングサークルがあるというので、参加することに。
楽しく走りましょう的なノリの案内だったので、
安田美沙子とか西谷綾子みたいな女子と
「今度、丸の内にできたあのお店美味しいですよね」なんて
言いながら、きゃっきゃ走るのをイメージしていたのですが・・・

5kmと10kmの2チームに分かれての練習。
休日にわざわざ電車に乗っていって、
5kmしか走らないのはもったいないので、
当然10kmチームに。

担当インストラクター2名は、初心者中心の5kmチームの指導。
「この3kmの表示からスタートして8km地点で折り返してきて下さい」
10kmチームのおやぢ5名は、自主性を重んじる方針に則ってめいめいにスタート。
常連さんらしき2名は、すぐにはるか先に。
「え〜、もっと何かフォームとか指導してもらえると思ったのにぃ」
「これじゃ、放置プレイだよぉ」
まあまあ、そう言わずに。
一緒に走ったおやぢの一人は先月の板橋に出ていた人。
「4時間くらいで走ったの?」
「4時間24分でした」
「あ、そうボクは4時間20分だったな」
とりあえず、このおやぢより絶対速くゴールすることを心に誓う。

多摩川の土手はすごい強風。
横風に飛ばされないようにするのに
いつもは使わない筋肉を使っている感ありあり。
強風に心を折られたおやぢ2人を3km地点で振り切り、
そこからは一人旅。
せっかくサークルに参加したのに結局一人で走るはめに。
折り返し後、今日は頑張らないと決めたらしい常連の人たちをかわす。
意志が弱く、ひとりでは追い込んだ練習が出来ない私は、
条件が悪くなるほど頑張れるタイプみたいです。
何人かで走って一番になるなんて、
大学の夏合宿での1500mタイムトライアル以来。
風は強すぎたけど、気持ち良く走らせていただきました。
ありがとうございます。

・・・

今日の印象に残ったワード。
多摩川土手からクラブまでの帰り道での会話で
体脂肪率の話題になったとき、
細身のさわやかイケメンインストラクターが、
言い放った言葉。
「あ、ボク体脂肪率6.5%です。歳ですか?19です。」

19歳にはなれないけど、
努力次第で体脂肪率1ケタは・・・