冬に鍛える(5)

東京マラソンで嬉しいニュース。エリート選手の16年ぶりの日本新記録更新ではなく、クラブ内の同世代ランナーの20年ぶりの自己ベスト更新の報せ。レース当日のパフォーマンスは見ていないので想像するしかないのだが、常日頃から高い意識を持って練習に取り組んでいた姿を知っているので、なんだか自分のことのように嬉しい。変態(尊敬の念を込めています)と呼ばれるに値するいい準備をしていたもんな。2週続けてフルマラソンを走るのはどうかと思ったけど(苦笑)
ランニングは個人競技ではあるけれど、誰かの頑張りは自分のモチベーションになる。いい刺激と力をいただきました。ありがとうございます。

週末は、2週間後に迫った能登和倉万葉の里マラソン攻略のため、呉羽山にて坂対策。このお気に入りコースは、そんな口実を用意しなくても、いつも行っている場所ではあるのだが(笑)。一緒に走った若手を生かさず殺さずのペース(最後は瀕死に近かったが・笑)で、平らな部分がほとんどないコースをみっちり2時間。
今年最初のレース、いい記録を出しても1億円はもらえないけど、いまのベストを尽くそう。

そして、5か月ぶりの復活を期すレースが3.11に行われるのも小さくないモチベーション。
タイムだとか、ペースだとか、当日の天候がどうだとかなんていう些細なことの前に、走らせてもらえるということについて考える。考えても答えはわからないかもしれないけど、見えてくるものはあるはずだし、また考えることを忘れてはいけないのだと思う。
あと2週間、冬に鍛える。
明日もいいトレーニングが出来ますように。