文学座12月アトリエの会

信濃町文学座アトリエ」にて、
高校のラグビー部の先輩が出演している
久保田万太郎作の2作品を観る。

昭和の時代、下町に生きる職人の世界。
今と比べたら、何もかもが不便すぎる時代。
新しい時代の象徴らしき銀座のサンドイッチを
無邪気に頬張る次男より、
親父は最後まで洋風のものを口にしなかったな、
と言いながら、
それを手に取らない長男に肩入れしてしまうのは、
演じているのが知人だからというだけではない気がする。

1950年竣工のアトリエは、やけに居心地が良かった。
ああ、つくづく昭和の人間だな〜。