第91回早明戦

年末恒例、会社の明治OBと早明戦に。

このジャージの組み合わせは、
国立のフィールドが似合うけど
満員の秩父宮はいいね。

前半からミスの多い展開だけど、
やろうとしていることが見えるので、
ダレた感じはまったくない。
PGで先制された早稲田が、
SH経験者を3人並べた布陣を活かし
ペナルティからの速攻で逆転。

すぐさま明治もNo8
真正面に立ったDFをはじきとばす
「らしい」トライで逆転。
松橋、もう4年か。早いなぁ。

オープンサイドでミスマッチを作って
細かくつなぐ美しいトライで明治が追加点。
往年の早稲田を見ているよう。

ラインアウトからのサインプレーで
トライを奪い、5点差に迫った早稲田が、
その後のイージーなペナルティを狙わずに、
ラインアウトを選択。
ここでじわじわ詰めていくのが早稲田だろ、
と思ってしまうが、
SH出身のキャプテンは
FWの温度を敏感に感じ取るのだろう。
それとも、相手が南アフリカに見えたのかな。
この見せ場で、投入のタイミングを焦ってノット5m。
ここで、ミスしないのが早稲田だろ。

前半終了間際、明治がトライを追加し22-12。
タックルミスがめだつ藤田君、
W杯から7人制五輪予選の過密スケジュールで
若干、お疲れか・・・

ゲームの流れは早稲田が持っているようだけど、
あわてず、しっかりディフェンスを固めて、
少ないチャンスをものにする明治、そつがない。
試合前、今日は明治が圧勝しますよ、と断言したのだが、
10点差で、なんとか面目を保たせてくれた(苦笑)

後半、明治が「らしい」トライで17点差。
ほら言ったでしょ、と
この時点では鼻高々。

そこからは、両校がジャージを取り換えたかのような展開に。
早稲田がモールから2トライを奪い5点差。
来年から、もういい加減な解説者はいらないよ、と言われそう(汗)

残り10分。
自陣ゴール前で早稲田がラインオフサイド
5点差に迫った後のこの時間帯に、
ゴールを狙えるエリアで反則しないのが早稲田だろ。
田村がPGを決めて、32-24。
これで1トライ1ゴールで追いつけませんから大丈夫です、
という解説は、もう説得力がない(苦笑)

明治が、すばらしいディシプリン
猛攻をしのぎ切りノーサイド

スコアが接近した時間帯はあったけど、
明治にとって危なげないゲームだった。
まぁ、「圧勝」と総括するには無理がありますが・・・

3年ぶりの祝勝会は、
対抗戦グループ優勝のおまけつきで、
例年にない盛り上がり。
学閥を越えて、とりあえず
来年も呼んでもらえそうです(笑)