Road to Rio(3)

世界と戦える、世界に勝つという基準に沿って、
信頼できる人たちを選びました。
プレーだけでなく、何かを伝えられるラグビーをしたい。
選手たちはすべてを捧げて試合を迎えます。
思いとひたむきさをグラウンドで出したい。

(浅見HC)

サクラセブンズの選手たちは、
この数年間、すべてを捧げてやってきました。
女子ラグビーの未来のために歴史を作りたい。
これまでサクラを胸につけて戦った
先輩たちの思いも背負って戦いたい。

(中村主将)

今週末は、女子7人制ラグビーのオリンピック予選第2ラウンドが行われる。
第1ラウンドの香港大会、第2ラウンドの東京大会の順位によって
それぞれポイントが与えられ、両大会の合計ポイントでトップのチームが、
オリンピックへと駒を進める。
香港での第1ラウンドの獲得ポイントは、
1位 日本 6、2位 カザフスタン 5、3位 香港 4、4位 中国 3・・・となっている。
東京大会で優勝すれば、文句なしの出場権獲得。
それ以外のケースは、いろいろとややこしいのだけれど、いずれにしても
上位チームとの直接対決の成績等の条件でかなり優位な位置につけている。
そして、会場は、ホーム秩父宮

今日の記者会見で「これまで我慢してきたものとは」
という質問に最年長の兼松さん(33)はこう答えた。

ひとつだけ我慢してきたものといえば・・・・涙です。
たぶんサクラセブンズのみんなの前で、
うれし涙も、悔し涙も一度も見せたことはありません。
代わりに、ここにいないメンバーの悔し涙も、
たくさんのメンバーのうれし涙も、いっぱい見てきました。
それが、自分がまだグラウンドに立っていられる
エネルギーになっているなと思います。
オリンピックを決めた後は、
みんなの前で思い切ってうれし涙を流したいと思います。

男子に続いて、今回もTV中継があります。

11月28日(土)TBS(地上波) 深夜3:23〜
11月29日(日)NHK BS1(LIVE) 16:05〜16:55
11月29日(日)BS-TBS 18:00〜19:30

兼松さんのうれし涙を、ぜひLIVEで!