挑戦し続ける

NHKアスリートの魂 上村愛子」を見る。

一昨年の年末、越後湯沢のスーパーのレジで隣り合わせて以来、
勝手に親近感を抱いている(笑)。

筋肉がつきにくく、関節の柔軟性で若い選手に劣るという点を
ハードなトレーニングによってカバーする34歳。
ぶれない体幹を作りあげるトレーニングは相当キツそう。
こういう密着モノを見るとホントに感情移入しちゃうな〜。

どんなに辛くとも、カメラの前では笑顔だった彼女が、
一度だけ涙を見せる場面がある。
今シーズン第1戦で表彰台に上がった後、
自分の滑りのリズムを見失い、不振が続き、
ついに予選落ちをしてしまった時、
堪え切れずにチームスタッフに抱きつき泣き続ける。
その時、コーチはこう言ったそうだ。
「全ての結果には意味がある」

ああ、強いアスリートは、
全てを受け止めて、更に強くなっていくのだな。

長野で7位。その後、6位、5位。
「なんで、こんなに一段一段なんだろう」
バンクーバーで4位に終わった彼女が
つぶやいたセリフがいまも耳に残る。
予選落ちをした次の試合で、
自分の感覚を取り戻したところで番組は終わる。
この物語の結末で彼女がもう一段(いや、出来れば三段)
高い所にたどり着くことを願わずにはいられない。
ソチで彼女がスタート台に立った時、
画面がどうにもぼやけそうだけど・・・

・・・

挑戦し続ける気持ちに勇気をもらった。
ということで、
これからの3か月間、
眠い、寒い、疲れた、は禁句とする。