風がちょっと強く吹いている

1/2は、箱根駅伝ラグビー大学選手権のはしご。

花の2区を跳ぶように駆けるエースたちを応援した後、
飛ぶように国立霞ヶ丘競技場に駆けつける。

今日の国立は、気温はそう低くないものの、
1月の風が絶え間なく吹きつける。寒ぶ!

どちらが決勝に駒を進めるか予想の難しい第1試合。
セットの安定しない筑波が、ポゼッション、エリア的には優勢に。
攻守が慌しく入れ替わる目の離せないゲームは、
取り切れなかった筑波が終盤やけに淡泊になり、
粘り強〜く守った早稲田が最後に突き放す。

早稲田29-11筑波
勝戦、アップセットの予感は、
残念ながら・・・薄い。

・・・

比較的、勝敗予想が易しそうな第2試合。
1ヶ月前の対戦は、75-0。
帝京が簡単に2トライを取ると、
吹きやまない風で寒さが相当堪えているらしい
前列のラグビー少年が父親らしき人に甘えた声を出す。
「前半で30点差がついたら帰ろうよ」
このスポーツをある程度理解しているね。
そして、なかなかの交渉上手(笑)
でも、圧力をかけられフェイズを重ねる度に後ろに下げられても
果敢にボールを動かす慶應の執念が前半終了間際ゴール中央をこじ開ける。
前半は、帝京10-7慶應義塾
少年よ、ラグビーは奥が深いのだよ。

後半、スタンドを味方につけた慶應の健闘が光る。
黒と黄色の旗を振っている人はほとんどいないが、
観客はほぼにわか慶應ファンと化している。

ただ、帝京に慌てた様子はまったくなし。
やるべきことをシンプルにやるだけ。
シンビンで14人になっても、その姿勢は変わらず。

帝京45-14慶應義塾
慶應のチャレンジする姿勢は、
その周到な準備も含めて尊敬に値するな。

・・・

大学生の溌剌としたパフォーマンスに酔いしれた1/2。
気持ちは、すっかり22歳に。
永遠に17歳、と矛盾してますけどね(笑)