第4回横浜シーサイドトライアスロン

出場はしてません。
ミドルの翌週にレースに出るほどタフではありません。

2週間くらい前、神奈川トライアスロン連合のfacebook
シーサイドトライアスロンのボランティアが足りないという記事が出ていた。
でも、その時は人生初のミドルのレースを目前に控え、
自分の事でいっぱいいっぱい。
あぁ、大変なんだな〜、とスル―していたが・・・

先週のレースで、大会は多くの人の支えによって成り立っている事を
涙が出るほど再確認し、ここは県連合加盟員として何か出来ることを。
と言うとボランティア精神あふれる人みたいだけど、
一度はスタッフの立場でレースを見てみるのもいいかな、
などというよこしまな気持ちももちろんあり・・・

・・・

与えられた役割は、ランパートの審判。
フィニッシュ直前の混乱回避が主な使命。

この大会は距離が短いこともあり、経験の浅い選手が多く
かなりの人がデビュー戦とのこと。
「はじめてレースに出る人に、いい思い出を作ってもらい、
 トライアスロンを好きになってもらいましょう!」
たしかに、そうしたいと思いますが、責任重大ですね。


競技開始してしばらくは、当然のことながらやることなし。
配置がトランジッション付近なのをいいことに、
バイクスタートのコース案内など勝手に手伝わせてもらう。

リレータイプにゲスト出場の上田藍ちゃんはスイムとランの担当。
満面の笑顔でランパートに飛び出していった時は、思わず声援を送りたくなる。
でも、今日は審判員。ひとりの選手として特別扱いはしません。
そういえば、藍ちゃん、トークショーで若い選手に向けて
いまはリオで金メダルを獲ることに集中していると前置きしつつ、
「2020年はみなさんライバルですね」って言ってたな。
「まだ36ですからね。でもそれまでに結婚もしたいけど」って乙女の本音も(笑)
でも、彼女と結婚したら、家でグチとか弱音とか絶対言えないよな・・・

スタートして1時間もすると12ウエーブ(!?)に分かれて
スタートした900人あまりが切れることなくやってくる。

会場になっている八景島は、コースを完全にクローズ
しているわけではないので、審判業務より交通整理が大変。
レースの応援に来ている人は、まだ理解があるんだけど、
たんに恋する遊び島にレジャーで来ている人にとっては、
あちこち通行制限があって、こんな迷惑な話はありません。
「すみません、選手が通りま〜す」って何百回言っただろう?
でも、みなさん、すっごく協力的。
横浜の人って、みんないい人だなぁ。

午後になると、すでにレースを終えた選手が
最後の力を振り絞ってゴールを目指す選手に声援を送る。
「ナイスラン!」
「頑張って!」
「最後、笑顔で!」
ほとんどの人の走りが少しだけ力強くなる。
そして、声援に応えて笑顔になる。
この日、ここにいることの価値をわかっている者同士、
心が通じ合うんだね。

ランパートのフィニッシュ地点。
拘束時間はいちばん長いけど、
おいしい配置だな(笑)

・・・

すべての選手がゴールし、13時すぎにようやく昼食にありつく。
よくあるコンビニのお弁当だったけど、
集合時間が早いせいで、朝食が5時前だったのと、
参加者の人たちの笑顔のおかげで、美味かったな〜。

・・・

大会を支える側になって感じたのは、
自分で泳いで、漕いで、走った方が、
はるかにラクだということ(笑)

でも、また足りないって言われたら
やってもいいけどね。