高校新人大会(2)

工夫と勇気。
いくつかの簡単ではない試合を乗り越えたノーシード校が、
満を持して登場するシード校に挑む試合を見るのが好きだ。
もちろんノーシード校のコーチの気持ちになって。

12月からのリーグ戦を勝ち抜いた学校が、
数試合の様々なダメージと引き換えに
経験を手に入れて、日吉と大津で難敵に挑む。

ということで、日吉までの約10km。
鶴見川綱島街道ポタリングの旅。

シード校は、新チームになって初めての公式戦。
どかかぎこちないリーダーシップが微笑ましい。
とはいえ、
このクラスになると個人個人がしっかりしているので、
1・2年生だけのチームとは思えない。

リーグ戦を勝ち抜いたノーシード校は3チームとも撃沈。
練習でやってきてことをとにかく出そうとするチーム。
強い意志で相手の強みを消しに行くチーム。
アプローチは様々だが、関東大会、全国大会に向け、
その努力は血となり肉となるはず。
敗れたチームに共通していた隙あらばT・Oを狙う
最後まで攻める姿勢は、可能性を感じさせる。

熱〜い3試合。
敢えて、大学選手権決勝に背を向けて、
20kmママチャリ漕いだ甲斐はありました(笑)

・・・

グラウンド隣の体育館では、
数校が集まってバスケットの大会が行われていた。
自分たちの試合を終えた女子部員が、
ラグビーの試合を見にきていて
当りの激しさに驚きの声を上げる。
ラグビーに興味持ってくれてる?

「ねえ、ルールとか解る?」
「相手のゴールまで行ってタッチダウンすると2点かな」
「うん」
「で、そのあとキック蹴ってあの真ん中のトコに入ると4点」

・・・・だめだこりゃ(泣)