SBW

やっぱり、ソニー・ビル・ウイリアムズは、
日本にいるうちに、生で見ておかないとね。

トップリーグ第5節
NECグリーンロケッツ × パナソニックワイルドナイツ

今年最後のナイトゲーム
序盤で躓き、第5節にしてサバイバルマッチを
戦う羽目になってしまった両チーム。
トップリーグは厳しいね。

ゲーム開始からブレイクダウンは壮絶。
20分になってないのに歩きが目立つ両チームのFW。

山田VSナドロのトライ王対決に注目、といいつつ、
ゲーム前のアップから主役はやっぱりSBW。
ナドロはキックオフ直後のプレーで
ずいぶん痛そうにしていたけど、
ゲームを通じて生彩を欠いていたな。

前半からオフロード炸裂でお腹いっぱい。
これを観るために来た、ってとこあるしね。
しかし、彼は真面目なプレーヤーだな。
ポイントの近くにいたら、ラックのスイープとか、
きちんとやっているしな。(100kgあるから、また効果的だし。)
だからこそ、短い時間でチームに溶け込めているんだろう。
観ている方は、そんなとこ入らないで、ボールもらえよ、
って思っているんだけど・・・

後半11分、SBWから山田につないでトライ。
このときは、ただ基本通り相手を引き付けた上手いパス。
手首ひねってパスしたのは、ファンサービス?
SBWは、後半20分でお役御免。
ほんとうにごちそうさまでした。

後半は、わりと単調な蹴り合いに。
パナが4トライでボーナスポイントをゲットしてからはとくに。
ボーナスポイントは、負けているチームが7点差以内を
目指しているときは、上手く機能するけど、
勝っているチームが4トライ獲ってしまうと、
緊張感のレベルを引き下げるな。
パナ相手に、ロングキックを使うと、
田邊が正確にいやらしいハイパン蹴り返してくるうえに、
もれなくコリニアシのチェイスがついてくる。
後半開始直後まで、我慢して、PGを刻んでいたNEC。
これに付き合う手はなかったな。

お目当ての選手のお目当てのプレーが、
過不足なく楽しめたこの日の秩父宮

SBWにボールが渡ったときのスタジアムの雰囲気って、
薬師丸ひろ子が機関銃を連射し始めたときの映画館のよう・・・