トップリーグ第3節

芸術の秋であると同時にスポーツの秋。
土曜日は、AMは美術館、PMはスタジアムへ。
学生時代には出来なかった、文武両道です(笑)


港区が、いわき市の子供たち41名を招待。
秩父宮の施設見学、タグラグビー教室の後、
第1試合のエスコートキッズとして登場。

ラグビーの雰囲気を満喫してくれたかな。
もしかしたら、この子たちのなかから、
未来のJAPANが生まれるかもね。


・・・

第1試合
神戸製鋼 32−22 キヤノン

下剋上の香り、ぷんぷん。
キヤノンに格上に挑む昇格組の雰囲気まったくなし。

後半20分、湯澤くんのトライ(G)で7点差になった時は、
スタジアム全体がただならぬ雰囲気に。
(ちなみに湯澤くん、生田高校→成城大というキャリアに妙に親近感がわく)

のこり1分、10点差にされても息の根は止まらず。
最後までスタンドを沸かせた。


BKが、個人のスキルを存分に使って、
ラインブレイクしようとする姿勢には心ときめくな。
惜しむらくは、何度もあったオーバーラップのチャンスを
一人で勝負しようとしてビッグゲインに結び付けられなかったことが・・・


しかし、神戸製鋼は関東の試合でも人気あるなぁ。

フーリーがチームにフィット。
頼るのではなく、使い方を心得た戦術が光る。

前半のトライラッシュもすばらしかったけど、
79分の森田クンのDGは、
点差、時間、その判断、
そこに至るまでのブレイクダウン
蹴りだされたボールの軌道、
すべてが完璧だったなぁ。

・・・

この試合のハーフタイム、
ロンドンで4位になった
ウイルチェアラグビー日本代表が登場。
三阪さんはラグビー選手だったんだね。

「自分たちは出せる力を全部出し切ったと思いますが、
 それでも結果を出せなかったということを
 アスリートとしてしっかり受け止め、
 向き合わなければいけないと思っています」

しびれるコメントですね。

リオでは、7人制男女とウイルチェアで、
3つのメダルが獲れれば最高だな。


・・・

第2試合
東芝 64−12 NTTドコモ


(均ちゃん、いきなりのハイタックル!?)

2戦目で思わぬ苦戦を強いられたこともあって、
去年からまったく進化していない
なんて揶揄される東芝だけど、
フォローワーを信じ切って最大限に生かす
このチームのラグビーはホントに美しい。
あいかわらず、痛そうなラグビーしてたな〜。
で、この暑さのなか、よく走るわ。

3強(ひとつは先週コケたけど)であることには、
やっぱり間違いなさそう。

・・・

ところで、今日の試合、
遠征してきた神戸製鋼とドコモが
セカンドジャージを着用していたけど、
ビジターに敬意を表して
ファーストジャージを着てもらう
このフットボール特有のルールって、
いつからなくなってしまったんだろう?