トップリーグ最終節

テレビ神奈川が今シーズン最後のラグビー中継。
これから佳境だというのに残念。
そして秩父宮のピッチ状態はもっと残念。


サントリー 32-28 神戸製鋼

リードがころころ変わる目の離せないシーソーゲーム。
久しぶりに見る神鋼は、時折りサントリースクラム捲りあげたり、アンダーソン〜ブラッキーの絵に描いたようなトライがあったり、ポスト正面からのゴールが外れたり、盛りだくさん。
展開を追うのに精いっぱいで、ひさびさのスタメン、40歳伊藤剛臣の動きに集中できない。
ロックでの出場ということもあって、往年の「ボールをわしづかみにして100%ゲインライン突破」はあまり見られなかったけれど、ブレイクダウンでのファイトぶりに一安心。
日本選手権で、また元気な姿を。


東芝 59-25 パナソニック

2週間後を見据えて、本気モードにはほど遠いパナソニック
一瞬の隙をついて、就職活動でもしていそうな髪形のWTB山田がトライを返したときは、らしさが垣間見えたけど、その後はいまだに馴染めない青いジャージのせいもあって、別のチームを見ているよう。
45点差をつけて1位通過は頭の片隅にもない様子。
終盤のアシスタントレフリーがアシストした微妙な2トライがなければ、44点差での敗戦。
交代で入った数人がスタメンに名を連ねたら、全く違った展開になるんだろうけど。
フーリーのランニングは、ぜひ80分通して観たいものです。

勝負所での手痛いミスが影をひそめ、いいところばかりが目立った東芝
やりたかったスタンディングラグビーをほぼ80分。
しかし、41歳のFB松田努は、いちいちトライの最年長記録がどうとか騒ぐのが、ばからしくなるほど普通にキレてるな。



プレーオフワイルドカード出場と降格・入替戦行きが決定する悲喜こもごもの最終節。
もうひとつのフットボールほどにはスコアメイクが計算できないとはいえ、同日に7会場で2時キックオフが、正しい気がする。
実際に観に行ったら、ハーフタイムに他会場の途中経過が気になって、トイレに立てないリスクはあるけど。


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「東福岡の連勝ストップ」が全国紙に載ったりしてちょっとしたニュースになっているけど、
個人的には「筑紫がようやく東福岡を倒す」という認識。