高校ラグビー神奈川県予選決勝
神奈川県予選ファイナル。
桐蔭学園×慶應義塾。
2校出場だった前回大会の代表同士の対戦。
東京都の決勝2試合を見た後、気合いを入れなおしてTVの前へ。
やっぱり、TV神奈川のカメラワークは落ち着くなぁ。
新チームになってからの対戦は2回とも桐蔭が30点差をつけているが、決勝までの勝ち上がり方を見ると慶應の充実ぶりがうかがえる。
で、過去の対戦成績がアテにならない好ゲーム。
慶應の関係者以外は、桐蔭の負けを想定していた人はあまり多くないと思うけど、最後まで女神はどちらに微笑むか迷ったよう。
桐蔭は、15人全員の前に出る力が強くなった気がする。相手からすると、昨年のチームのほうが的を絞りやすかったかもしれない(的を絞っても止められない人たちでしたが)。
正確なつなぎとテンポの速さには磨きがかかったかな。
慶應以外のチームであれば、あのテンポになかなかついていけないのだろうけど、そこは魂が宿るDNA。大学のOBが指導しているから、と言ってしまえばそれまでだけど、格上とのゲームを接戦に持ち込む術の妙は、兄貴分のいいところを学び、そして実践している。
桐蔭FB鈴木クン、慶應SO中村クン。
どう考えても、コールドスプレーをかけただけで走れるような傷め方ではなかったけど、その後もキレてたな。責任感、使命感なんだろうな。
・・・
2日間で首都圏のファイナルを4試合。
観戦疲れより、高校生からもらったエネルギーが勝り、夜の街へ駆け出す。
体がやけに軽いのは17歳のエネルギーをお裾分けしてもらったせいか、と思いきや、北風が吹くこの季節、往路は追い風だったんだ。
このコースを走るようになって8度目の冬、そろそろ学べよ(笑)。