YOKOHAMA TRIATHLON

大会のキャッチフレーズは、
Gam-bare Tohoku! Gam-bare Nippon! Sturdy Team Japan」

世界中のトライアスリートの気持ちが home town に集う。
これは、応援に行かねば。

2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会。
エリートの部を観戦。
トップレベルのレースを間近で見られることってそうそうないのだけど。
バイク早っ!

この気温・湿度のなか、鉄人だわ、この人たち。
海外からきた選手たちには、この美しいコースと沿道の温かい応援は気に入ってもらえたと思うけど、このコンディションは no thank you だっただろうな。

・・・

8:05から始まった女子のレースは、8位に食い込んだ上田藍ちゃん(27歳のLADYにちゃんづけは失礼かもしれないけど、沿道の人たちの「藍ちゃん」コールはすごかった)の鬼気迫る走りに涙腺が危ないことに。
今日も155cmが大きく見えた。彼女のレースは順位に関係なく毎回心を揺さぶられるな。
すでにロンドン五輪に内定している彼女。レース後、ファンの人たちからの声援に「これから、もっと頑張りま〜す」と応えたあと「あっ、この後の男子の応援もよろしくお願いしま〜す」って締めるところが愛される理由だな。

そして、本人は年齢のこと、あまり言われたくないだろうけど40歳・庭田清美さんの9位にも感動。

11:05からの男子のレースでは、8位以内で日本人トップになればロンドン内定。ただ世界選手権シリーズの過去の日本人最高順位が13位なので、かない高いハードル。
ところが、バイク終了時点で細田雄一クンがトップに。沿道の応援もヒートアップ。
中盤まで4位グループにつけるも、結果は10位。
レース後、インタビューで言葉につまりながら「これが、いまの実力」と言い切り、震災の影響で中止になりかかったこの大会を開催にこぎつけた人たちと、日本に来てくれた海外の選手たちに感謝の意を述べていたのは、アスリートとして、人として立派だと思う。

・・・

今日、いちばん印象的だったシーン。
男子のレースが行われるなか、バイクの時点で大きく後れを取りレースを棄権した足立真梨子さんがコース脇を黙々と走っていた。
アジアチャンピオンにまでなる人は、転んでもただでは起きないんだな。